ルナがごはんを食べるのを拒否というより、
もしごはんを食べていたら助かったのに、
大きな大きな最後の使命のため、
ルナはごはんだけはかたくななくらい、
食べてくれなかったというか、
私が口を開けさせてルナを上に向かせてでないと、
ごはんをお腹に入れる事すら、
させてもらえなかった。
なのでご飯を食べるたびに立たせて、
ごはんがのどに詰まらないようにペンペンと。
身体を軽くたたいた後全身のリンパの流れを、
スムーズにするために少し強めになでた。
でもこれを繰り返すたびに、
ルナの身体に負担がかかると思うと辛かった。
食べないと死んでwしまうと思うとね。
なので豆乳に私お手でいの、
パンプキンスープを溶いて、
祈る気持ちでスプーンで流し込んだ。
でも飲んだものがスープとわかると、
やっとの思いで飲ませたものを吐き出してしまい、
頑として口に入れさせてくれない。
とりあえず水だけは切らせてはいけないと思い、
スポイトで一滴一滴を延々と注入し続けた。
ルナの復活劇を何度も観ていると、
どうしてもあきらめきれなかった。
でも本人がとっくの前に死を決めている以上、
私が生きるか死ぬかを決めることはできなかった。
でもルナがいよいよ命の灯が消えようという時、
ようやくルナのために団結して動く事ができて、
本当に心から嬉しかったです。
ルナは人との交流を何よりも大切にする子なので、
きっと願ってこういう結果になったのだと思う。 続きを読む ルナが教えてくれた事!